説教主題_2024_04_21_戸川偕生牧師

タイトル 「きよくされる恵み」 聖書箇所:Ⅱコリント 5章 18節~6章 2節

 コリント人への手紙第二5章17節で、だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。とあります。
そのことについて、パウロは説明しています。
新しい人に造ってくださったのは神様であり、その業(わざ)はイエス・キリストによってなされ、それは神様と人間の和解であると述べています。
和解とは、相互の意思がやわらいで仲直りすることを意味しますが、ここに言う和解は神様からの一方的な意思による和解です。

神様は、人間の罪を消すために罪の無いきよい人間イエス・キリストを人間代表とし、人間の代わりに罰せられました。人間の罪の赦しの道、救いの道を備えてくださいました。それは罪を消されてきよい人になること、神様の前に義と認められる新しい人になるための道でした。

これは神様がイエス・キリストによって与えてくださった一方的な恵みです。イエス・キリストの十字架は自分の罪の赦しのためであったと信じる人は神様と和解でき、復活が約束されるのです。これが福音です。
神様との和解が成立した人は、神の使節(大使)として務めを果たすようにとパウロは勧めています。
私たちは神の大使として福音を宣べ伝えるとき、神様は共に働いてくださいます。今がその時です。