説教主題_2025_07_06_戸川偕生牧師

タイトル 「最も小さな私に」 聖書箇所:エペソ人への手紙 3章 8~13

 パウロはエペソ人への手紙を獄中で書きました。ということは、この手紙はパウロが書いた13通の手紙の中でも伝道活動終盤になってからと言えます。
そのパウロが自分はすべての聖徒たちのうちで「最も小さな私」と言っています。文語訳の聖書では、「いと小さき者より小さき者」と訳されています。聖徒はクリスチャンの意味ですから、全クリスチャンの中で自分はもっとも小さい者であるとの表現です。
それから数年たって書かれたテモテへの手紙第一1章15節では、自分を「罪人のかしら」と告白しています。パウロは信仰者として円熟味を増すに従って、小ささを感じていったのです。

 パウロは小さき自分が異邦人伝道者として召され、万物を創造された神様の奥義の実現がキリスト・イエスによって成されたことを、すべての者に宣べ伝えるために獄中にあるのだから、落胆しないようにと勧めています。
信仰者は成長するにしたがって神様の前に謙遜になって行きます。