説教主題_2025_04_13_受難週_山中直義師

タイトル 「十字架の下(もと)で引き合わされた家族」 聖書箇所:ヨハネの福音書 19章 23~30節

 主イエスは、この地上でご自分の母であったマリアのことをとても大切にしていらっしゃったと思います。その主イエスが、十字架にかかって死なれる時、一人の弟子に「ご覧なさい。あなたの母です」とおっしゃいました。
この弟子は、ほかの弟子たちのように逃げ出すことはしませんでした。しかし、十字架で苦しまれる主イエスのすぐそばにいながら、結局、何もすることが出来ませんでした。この弟子は、自分がどれほど愛がなく無力で惨めな人間であるか、十字架のそばに立ちながら、嫌というほど思い知らされていたことと思います。しかし、そんな自分に主イエスはご自分の大切な人を任せてくださいました。それは、私はあなたを赦している、あなたはこれから私の代わりに生きて行きなさい、というメッセージだったのだと思います。

主イエスを十字架につけた私たち罪人ですが、主イエスの十字架によって赦され、新しい生き方をする恵みをいただいています。そしてその新しい生き方は、主イエスの代わりに、主イエスが愛しておられる人々に仕えるという生き方なのではないでしょうか。