教会便り_312号 (2020_01_26発行)

2020年01月26日  鎌倉海岸キリスト教会月報

 箱舟のように

1月20日の湘南教役者会(牧師会)において、出席した牧師からそれぞれの教会の課題や方針についての話がありました。
私も教会の存続について経過報告をいたしました。話し終わった時、鎌倉深沢教会の土屋牧師が「まるでノアの箱舟のような教会ですね」と独り言のように言われました。
それを聞いた私は、なるほどその通りだと思いました。

ノアの箱舟は紀元前3000年頃の話です。神様がノアに命じて大きな船を造らせました。
その船には、帆も、櫓(ろ)も、舵もありませんでしたので、箱舟と言われました。
何のためにそのような船を造らせたのか。広辞苑に説明が出ています。

「神が悪に満ちた世界を絶滅しようとして洪水を起こした時、ノアが神の恩恵を得て制作し、家族や各動物種一つがいと共に乗って難を避け、アララト山に漂着したという箱形の船。」

 あなたは自分のために、ゴフェルの木で箱舟を造りなさい。箱舟に部屋を作り、内と外にタールを塗りなさい。ノアは、すべて神が命じられたとおりにし、そのように行った。 
 創世記 6章14節、22節

 主はノアに言われた。「あなたとあなたの全家は、箱舟に入りなさいこの世代の中にあって、あなたがわたしの前に正しいことが分かったからである。ノアは、すべて主が命じられたとおりにした。
 大洪水は四十日間、地の上にあった。水かさが増して箱舟を押し上げたので、それは地から浮き上がった。水がみなぎり、地の上に大いに増し、箱舟は水面を漂った。
創世記  7章5節、17節、18節

 神は、ノアと、彼とともに箱舟の中にいた、すべての獣およびすべての家畜を覚えておられた。神は地の上に風を吹き渡らせた。すると水は引き始めた。
水は、しだいに地の上から引いていった。水は百五十日の終わりに減り始めた。箱舟は、第七の月の一七日にアララテの山地にとどまった。
 創世記  8章1節、3節、4節

 神はノアに告げられた。「あなたは、妻と、息子たちと、息子たちの妻たちとともに箱舟から出なさい。」そこでノアは、息子たち、彼の妻、息子たちの妻たちとともに外に出た。ノアは主のために祭壇を築き、すべてのきよい家畜から、また、すべてのきよい鳥からいくつかを取って、祭壇の上で全焼のささげ物を献げた。
 創世記 8章15節、16節、18節、20節

ノアは終始一貫して神様の命じられるとおりに行動しました。自力航行できないただ浮かぶだけの箱舟を神様は常に覚えておられました。
大洪水から守られ、乾いた地の上に立ったノアが最初にしたことは、全員で神様に感謝礼拝することでした。

教会のこれからのこと、私たちは全く分かりませんが、神様は常に覚えて最善へと導いてくださっています。これからも神様の命じられるままに、神様を見上げ信じ委ね、祈ってまいりましょう。(戸川)