タイトル 「神のうちにとどまる」 聖書箇所:ヨハネの手紙 I 2章 3~6節
ヨハネの手紙第一は、御子イエス・キリストを通してもたらされた「神との交わり」の恵みを私たちに教えています。
2章3-11節は、「神を知っていること」「神のうちにとどまっていること」と、「神の命令を守っていること」は不可分であると教えています。「神を知っていると言いながら、その命令を守っていない人」は、「偽り者であり、その人のうちに真理はありません」とヨハネは断言します。反対に、「神のことばを守っているなら、その人のうちには神の愛が確かに全うされている」と宣言されています。ですから、「神のうちにとどまっていると言う人」は、イエスが歩まれたように歩まなければならないのです。
ここでヨハネが「神のことば/命令」として焦点を当てているのは、「自分の兄弟を愛する」ことです。それは「古い命令」でありつつも、「新しい命令」として私たちに与えられています。その愛は、イエスが実際の歩みにおいて示してくださった愛であり、そのようにしてイエスに愛され、イエスとの交わりにあずかっている私たちにとっても真理となった愛であり、命令なのだということです。
光の中にいると言いながら自分の兄弟を憎んでいる人は、今でもまだ闇の中にいるのだと聖書は警告しています。反対に、自分の兄弟を愛している人は光の中にとどまっており、その人のうちにはつまずきがないのだと保証しています。
「神を知っている」こと、「神のうちにとどまっている」こと、「神との交わりに生きている」ことは、具体的な生き方、すなわち「兄弟を愛する」という生き方によってこそ確かめられます。私たちは、神に愛されている者として、イエスが歩まれたように歩み、神のうちにとどまり続け、自分の兄弟姉妹を愛する者であらせていただきたいと願います。