説教主題_2025_06_15_戸川偕生牧師

タイトル 「キリスト・イエスの囚人」 聖書箇所:エペソ人への手紙 3章 1~7

 パウロは、実際はローマ軍の囚人ですが、自分はキリストイエスの囚人となっていると書いています。しかも誇らしげに書いています。
なぜでしょか。パウロはイエス様から異邦人,王たち、ユダヤ人へ伝道する使命を与えられました。このうち王たちへの伝道は困難であったと思います。3回の伝道旅行の中では実現しませんでしたが、第三回目の伝道旅行の最後にエルサレムに行き、そこで大きな騒動が起こったため、ローマ軍に捕らえられ、裁判のためカイサリアにいるユダヤの総督フェリクスのもとに送られました。
そのカイサリアに2年間いる間にユダヤ総督フェリクス、ユダヤの領主アグリッパ(ヘロデ大王のひ孫)、新任のユダヤの総督フェストゥスにイエス様のことを伝えたのです。(使徒の働き24章~26章)。その後ローマで裁判をするためカイサリアから船で護送されローマの獄屋に収容されたまま2年過ごすことになりました。その2年間、パウロはローマの人々に伝道することができました。(使徒の働き28:30,31)
その間に4通の手紙を書きました。その一つがエペソ人への手紙です。

パウロは囚われの身になったことは神様のなさったことと確信がありましたから、自分はキリストイエスの囚人であると誇るように書いています。
改めて手紙の中で、福音の奥義はキリスト・イエスの十字架によって万民一体になることであることを教えています。

 私たちもイエス様の十字架によって神様の子とされていることを感謝いたしたいと思います。