説教主題_2025_05_04_戸川偕生牧師

タイトル 「キリストにある平和」 聖書箇所:エペソ 2章 11~16

 パウロはローマの獄中にあって、イエス様から託された異邦人への伝道活動を振り返りつつ、開拓した教会へ手紙を書きました。
特に、エペソの教会はアルテミス神殿のある町にありながら、しっかりした信仰に立って歩んでいましたので、パウロは改めてイエス・キリストの福音を手紙の中で語り励ましています。
2章においてパウロは、福音は選民(ユダヤ人)と異邦人の差別を解消し平和を生み出すのである、と強調しています。
当時、ユダヤ人は自分たちだけが神との契約で選ばれた特別な民族であるとの強い意識を持っていました。
その意識は同時に、異邦人(ユダヤ人以外の外国人)に対しての侮蔑的意識を持たせていました。
ユダヤ人は異邦人を犬と表現したり、異邦人の家に入ると汚れるとしたりと、異邦人は神から見放されていると見ていました。
そして、ユダヤ人だけのために、救い主が現れると信じていました。
そう見られている異邦人はユダ人への偏見を持っていたと思われます。
パウロは、自身ユダヤ人でしたが、福音はその様な差別関係はなくイエス様を信じ悔い改める者は皆救われるのであり、キリストにあって一致し、平和が実現すると述べています。

 イエス様の十字架の血は、真の世界的一致と真の平和を実現します。