説教主題_2025_03_16_山中直義師

タイトル 「主が家を建てるのでなければ」 聖書箇所:詩篇  127篇

 本詩篇は、「主が家を建てるのでなければ 建てる者の働きはむなしい」という大切な知恵を教えている。
「家」(家庭、家族、一族、教会など)を建て上げて守ることは、私たちにとって重要なことである。そして私たちは、そのための働き、努力が「むなしい」ものであってほしくないと願いつつ歩んでいるのではないだろうか。では、果たして私たちの営み、努力は「むなしい」ものとなっていないだろうか。一人ひとりが、立ち止まってよく考えたい。

 聖書は、「主が家を建ててくださる」という福音を私たちに約束している。神から離れた人間の知恵と努力で建て上げる「家」(家庭、家族、一族、教会など)ではなく、神が導き、神が守ってくださる真に幸いな「家」があり、私たちはそこに属し、むなしくない歩みをすることができるというのである。主イエス・キリストは、私たちが神から離れたむなしい歩みを続けることがないよう、ご自分のすべてを私たちのために差し出し、私たちが新たな「家」に属し、神とともに歩むことができるようにしてくださった。

 「主が家を建てるのでなければ 建てる者の働きはむなしい」。私たちの営みは「むなしい」ものとなってはいないだろうか。聖書が教えるこの大切な事柄について、イエス・キリストが差し出してくださっている幸いな家、幸いな人生について、立ち止まり、よく考えたい。