説教主題_2024_12_29_山中直義師

タイトル 「幼子を腕に抱くように」 聖書箇所:マルコの福音書 9章 30~37節

 主イエスは、いよいよ十字架に向かう道を歩み始めておられました。その途上、主イエスは弟子たちに大切なことを教えることを切に願い、語りかけておられました(31)。しかし、弟子たちは主のことばを理解しようとはせず、「だれが一番偉いか」ということで互いに論じ合っていました(32-34)。そんな彼らに対して主イエスは、「だれでも先頭に立ちたいと思う者は、皆の後になり、皆に仕える者になりなさい」(35)とお語りになり、一人の幼子を腕に抱きしめ、さらに言われました。「だれでも、このような子どもたちの一人を、わたしの名のゆえに受け入れる人は、わたしを受け入れるのです」(37)。この時の弟子たちは、自分たちの罪深さについても主の御愛についても、何も理解していない者たちであったといえます。しかし主イエスは、そんな弟子たちのことも、幼子を腕に抱くように、愛して受け入れ、語りかけてくださいました。今はまだ分からないことがあっても、主の十字架の愛とみことばによってこれから確かに成長することを信じておられたからだと思うのです。

 私たちは、そのようにして主イエスに愛され、腕に抱きしめていただいたのではないでしょうか。そうであれば、主のみことばをいよいよしっかりと聞き、主の愛をいよいよ知る者として成長させていただきましょう。そして、主からいただいている温かな愛によって、他の人のことも、温かく受け入れる者たちであらせていただきましょう。